膝の軟骨再生

【宇都宮で膝の痛み専門】軟骨の再生方法

・軟骨はすり減るともう再生しない
・軟骨の再生にはサプリメントしかない
・軟骨をかばうためには体重をかけない方がいい

結論から言いますと、上記3つは全て間違いです。

軟骨は再生します。
そして、サプリメントは効果なく、体重はしっかりとかけることが大切です。

軟骨はすり減るともとに戻らないはウソ

軟骨は、血管・神経・リンパ管がなく、痛みを感じない組織です。
血管・神経・リンパ管がないため、再生能力がないと思われて、もとに戻らないと言われています。
しかし、これは間違いで、軟骨は再生します。

常に、破壊と再生を繰り返しており、90代でもきれいな膝関節を維持されている方も多くいらっしゃいます。

軟骨の唯一の栄養供給は滑液

軟骨が再生できるのは、栄養供給される機能が備わっているため。

まず膝の関節には、滑液という水があります。
この滑液は軟骨と繋がっており、軟骨への唯一の栄養供給を担っています。

つまり、滑液のおかげで軟骨は、栄養をもらえ修復・再生する能力があるのです。

もし、滑液が正常に分泌され続けていれば、軟骨の再生準備は整っています。
ただ、軟骨がしっかりと修復され再生されるためには、条件があります。

軟骨が再生するために必要な2つ

・関節の動きが出ること
・しっかりと体重が乗ること


関節の動きは、なんとなく大切そうな気がするかもしれません。
しっかりと体重が乗ることは、意外だと思われる方も多いのではないでしょうか?

軟骨のためには関節の動きが根本的に重要

軟骨は、血管・神経・リンパ管が通っておらず、滑液が唯一の栄養です。
滑液が正常に分泌されることが、軟骨が再生できるかのポイントとなります。

滑液は滑膜という関節を繋ぐ組織から分泌されるのですが、そもそも関節の動きが正常に出ていることが大前提です。

【軟骨が再生する流れ】
①関節の動き→②滑膜の正常化→③滑液の分泌→④軟骨への栄養

軟骨への栄養に必要な荷重

関節が正常に動き、滑膜から滑液が分泌されると、いよいよ軟骨への栄養供給がされます。

ここでもう一つ大切なことが、関節にしっかりと体重が乗ることです。
水(滑液)に囲まれたスポンジ(軟骨)は、圧迫されたり緩んだりすることで、しっかりと水を吸収できます。

もし、あまり体重をかけず、例えば寝たきりのような生活をすると、軟骨への栄養は供給されにくいです。

スポンジを想像しても、圧迫したり緩めたりを繰り返すことで、水が浸透しやすくなります。
反対に、圧迫(体重)をかけず緩まった状態では、水を吸収しにくいです。

よく、体重をかけると軟骨に負担がかかってすり減ってしまうと言われるのですが、全くの逆で、しっかりと体重を乗せることが軟骨の再生に繋がります。

軟骨が破壊される危険な2つ

軟骨を再生させるためには、関節の動き・関節への荷重の2つが必要不可欠だとお伝えしました。

しかし、関節の動き・関節への荷重が軟骨への栄養供給に繋がるのは、“正しい動き・正しい荷重”が出来ていることが大前提です。

もし、軟骨のために関節を動かして、体重を乗せてと頑張っても、“正しくない動き”では、軟骨を破壊し続ける可能性もあり危険です。

そのため、関節の動き・関節への荷重が正常かが分からない時は、無理にやらないでいつも通りの生活をしていただくことがオススメです。

関節の動きを確認して正しく荷重する方法

軟骨に栄養を供給するには、滑膜という深部の組織が正常に働き滑液を分泌することが大前提です。
この滑膜は、筋膜・筋肉・靭帯の中にある組織でとても細かい部分です。
そのため、関節の動きも細かい軌道・動きが重要になります。

数mm・数cmの動きが膝の関節を正しく動かすために必要不可欠なのです。
この技術は、医師・理学療法士から開発されたAKA(関節運動学的アプローチ)を整体に応用しているものです。

正しい関節の動きが出ることで、正しい荷重が出来てきます。
その結果、しっかりと軟骨の再生が始まってくれます。

サプリメントは効果ない

サプリメントは軟骨の再生に効果ない

サプリメントの成分は、軟骨の構成要素(プロテオグリカン・2型コラーゲン・コンドロイチン・ヒアルロン酸)でなんとも効果がありそうです。
ただ、人体の仕組みを紐解くと残念ながらサプリメントは効果ありません。

サプリメントが効果ない2つの理由

・腸で吸収されてしまうため
・運よく膝にたどり着くことはない

膝の軟骨は、血管・神経・リンパ管が乏しい組織だと医学的に分かってきています。
したがって、口からサプリメントを摂取して、膝までたどり着くことができません。
そもそも、口から胃・腸に移動した時に分解されて吸収されてしまうので、軟骨の構成要素(プロテオグリカン・2型コラーゲン・コンドロイチン・ヒアルロン酸)は膝の軟骨になることがないです。
実は、医学研究(2006年にマサチューセッツ内科外科学会によって発行された医学雑誌)でもプラセボ効果(思い込み効果)以外の効果は残念ながらないという結果がでています。

軟骨の再生方法について|まとめ

・軟骨はすり減っても再生する
・軟骨にはサプリメントが効果ない
・軟骨を再生するには体重をかける必要がある

最新の医学は進歩しております。

かつて、不可能に思われ諦められていたことも、まだまだ諦めないでいただきたいことが沢山あります。

そもそも、軟骨がすり減っても痛みを出さないということは、近年常識になりつつあり、膝の痛みの原因も究明できるようになってきました。

軟骨への不安はもちろん、膝の症状で、病院へ行ってもどこへ行っても治らなかった場合は、当院にお任せいただきたいです。

宇都宮市宝木本町にあるふたば整体院アロマは、医学に精通しており痛みを専門としております。

お気軽にご相談、お問い合わせをいただけると嬉しいです。

お客さまの声
膝の痛みが楽になった。
諦めていた足の痛みも改善してきています。
膝の痛みに対して、説明も丁寧です。