膝の痛みと体重

【宇都宮で膝の痛み専門】体重を減らさなくても膝の痛みは治まる

膝の痛みは、体重を落とさないと治らないんでしょ?
当記事では、このような疑問を解決します。

結論、体重は落とさなくても膝の痛みは治ります。

お医者さんにも、ご家族にも、「まず痩せないと痛みが取れないんじゃないの?」
今までこう言われ続けてきた方も多いかと思います。

体重が変わらなくても痛みは取れ、しっかりと良くなるため、その理由をお伝えします。

体重に対する膝への負荷量

・歩く時は体重の3倍
・階段降り時は体重の4,5倍

例えば、体重60kgの方ですと、歩く時180kgかかり、階段降り時270kgかかります。

ここで頑張って5kgやせたとします。
すると、体重55kgになり、歩く時165kgかかり、階段降り時248kgかかります。

歩く時階段降り時
体重60kg180kg270kg
体重55kg165kg248kg
膝への負担(55kg・60kg)










実際に体重5kgを痩せることは凄いことです。
体重5kgやせても、負担は階段の降りで270kgが248kgになる程度。

これが、凄く変わると思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、相当頑張って体重5kg減らしても、階段の降りで1歩ごと約250kgかかり続けるのです。

つまり、体重を減らしても、大きな負荷はかかり続けてしまうのです。

負荷を分散させることが最重要

体重60kgの人は、階段の降りで270kgの負荷がかかりります。
そして、体重55kgの人は、階段降りで248kgの負荷がかかります。

結局、200kg以上の大きい負荷を分散できるかが、膝の痛みが早く治るかのポイントになってきます。

膝の負担を分散させる3つの場所

・胴体(肋骨ー背骨)
・股関節(骨盤)
・足関節

200kgの負担を1カ所にかけるか、50kgを4カ所にかけるか。
50kgを4カ所に分散できたら、一カ所一カ所がとても楽になります。

負担の分散には関節の動きが必須

胴体(肋骨ー背骨)

胴体部分は、関節が多く、その関節にはたくさんの筋肉が付着します。

根本的に、肋骨ー背骨の関節の動きが出ている必要があります。
この胴体部分の関節が動いて、筋肉の緩みがあれば、階段の降りでも上手く負担を分散できるようになります。

股関節(骨盤)

股関節は、膝関節とセットで動く場所です。
例えば、しゃがむときは、膝関節が曲がりながら股関節も曲がる。

膝関節と股関節は運命共同体のように、セットで動きます。

股関節(骨盤)の関節の動きと、そこに付着する人体で最も大きい筋肉(おしりの筋肉)の緩みは、絶対に必要な要素です。

股関節(骨盤)を良くできれば、膝の痛みは治る方向にいきます。

足関節

足関節は、片足だけで28個の骨から出来ています。

この28個の骨からなる関節がしっかりと動いているかどうかは、とても大切です。

足首は自身で動かそうとすると、大きくグルグル回したり、つま先を上げ下げは出来ますが、28個の骨の関節までは確認できません。

膝の痛みがある方は、必ず足の関節を確認して、動きにくい関節を改善していきます。

体重による負担は膝の痛みに影響しない

そもそも、体重による負担が膝の痛みと関係あるという科学的な根拠はありません
体重100kg以上のお相撲さんが力一杯踏み込んでも、全く膝に痛みが出ない方も多いです。

反対に、体重40kgで生活で大きな負担をかけていない女性が膝に痛みが出ることもあります。
結局は、筋力も含めて、全身でしっかりと分散できることが大切になります。

体重が何kgでも、胴体(肋骨ー背骨)・股関節(骨盤)・足関節の関節がしっかりと動いていれば、分散ができ膝の痛みが出ません。

体重を減らさなくても痛みは治まる|まとめ

“膝の痛みは、体重を減らさなければなくならない”

いつしか、このような根拠の薄い考えが常識になりつつあります。

・実際どのくらいやせると治るのか?
・体重が何kg減ると負担はどのくらい減るのか?
・体重は膝の痛みとどのような関係があるのか?


このような疑問を明確にしないで、なんとなく体重を減らしなさいと言われることが多いです。

そして、このような疑問を明確にしていくと、意外なことに気付きます。
「あれっ!体重と膝の痛みは関係なさそうだな!!」
そして、体重を減らすより、負担をどのように分散できるかが大切になってきます。
負担を分散させるためには、当院の関節の技術筋肉の技術がお力になれます。

宇都宮市宝木本町にあるふたば整体院アロマは、膝の痛みをはじめ、膝の症状を得意としています。
少しでも心配や不安がありましたら、お気軽にお話いただけると嬉しいです。