【上を向くと首が痛い】上を向くことが楽になる3ステップ

上を向くことが辛くて、特にうがいをする時に首が痛いのよね。

当記事では、このようなお悩みを解決する3ステップをお伝えします。

上を向くことが辛い状態では、首の痛み・重さ・動きにくさを感じてしまうことが多く、重症な場合ですと頭痛や肩痛など首のまわりの痛みにまで繋がってしまうことがあります。

結論からいうと、このような上を向く動きにくさは改善します。

ざっくり3ステップを経て症状は改善しますので、順番に説明しますね。

上を向けない時の3つのポイント

例えば、薬を飲もうとした時。

上を向いて首が痛くなると、首が悪い気がしてしまいます。

しかし、首の動きの前に必要な動きが2つありますので、順番にお伝えします。

ステップ1:骨盤の反る動きが滑らかに出る

上を向く時に首が痛くなる場合は、まず骨盤の反る動きが出にくいことが多いです。

「あれっ!上を向く時の首の動きなのに、骨盤が反る動きって関係ないんじゃないの?」

このように思われる方も多いのですが、骨盤の動きと上を向く時の首の動きはセットと言えるほど大切です。

骨盤が丸くなった良くない上の向き方

このように骨盤の反る動きが出ないことで、背骨全体の制限となるため、上を向くことが難しくなります。

骨盤を立てた良い上の向き方


このように骨盤の反る動きが出ると、土台の骨盤〜背骨が連動して動けて上を向くことが出来るようになります。

骨盤自体は、首の骨(頸椎)の土台のようなものです。

そのため、首が動きにくい時は、必ず骨盤にも目を向けて、骨盤の動きがしっかりと出ているかが大前提として重要だと言えます。

ステップ2:肋骨12番が下に入り込める

いきなり肋骨と言われても「何?ろっこつ??」となりますよね。

それなのに、“12番”“下に入る”と言われると「もうなんなの?」と思われるかもしれません。

実は、この肋骨12番の動きと骨盤の動きは連動しているのです。

もし肋骨12番の動きが悪い場合は、座ってる時・立っている時に、骨盤が単独で反る動きが出来たとしても、全身で反り伸びるような動きが出ません。

第12肋骨が下に入り込むための施術方法については、後ほどお伝えします。

ステップ3:首の骨がドミノ倒しのように動ける

ここまでの骨盤が反るような動きが出来ることと、肋骨12番が下に入り込めることの2つのステップが大前提で、ようやく首の動きが重要になってきます。

首の骨は、頸椎という7個あります。

この頸椎の7個の関節がしっかり動き、上を向く時には、1番上の頭蓋骨から頸椎1番・頸椎2番と順番に動ける。

さらに、頸椎の7個の下にある胸椎の1番・2番の骨の動きまでがしっかりドミノ倒しのように動けることが大切になります。

つまり、頭蓋骨から頸椎・胸椎1番・2番までの滑らかな関節の動きはとても重要です。

上を向けるようになるための施術方法

施術方法も、ステップ3に対しての首の動きをいきなり出していくことは少し無謀なため、ステップ1から順番に行います。

施術1:骨盤の反る動きを出す

骨盤の関節
骨盤の関節(腰椎5番と仙骨)

骨盤の反る動きを出す時に最も重要なのが、腰仙関節という腰椎5番と仙骨の関節です。

実は、身体を前後傾させる動きは、全身の中で腰仙関節が最も大きな角度を担っており約17°と言われています。

この17°の関節の動きをいかに滑らかに出せるか、施術の中では、細かい軌道を確認しながら、腰椎5番に対して仙骨が上に滑り込めるように施術をしていきます。

この腰仙関節の滑らかな動きが出ることは、第1ステップと言えます。

施術2:肋骨12番が下に入り込む動きを出す

第12肋横突関節(12番肋骨と背骨の関節)


腰仙関節という骨盤の動きが滑らかに出たら、同時に肋骨12番が背骨に入り込むような動きが重要です。

解剖学的には、第12肋横突関節といい、なんだか難しそうな言葉ですが、関節の軌道が良くなってしまえば大丈夫です。

肋骨は、基本的にご自身では動かせず、唯一呼吸でのみ動くと言われています。

ただ、呼吸では、関節の細かい軌道まで出せないため、肋骨に関しましては全面的に私達セラピストにお任せいただければと思います。

施術3:首の動きのドミノ倒しのように出す

首の関節(頭蓋骨ー頸椎7個ー胸椎1/2番)

首の骨は、関節の軌道がとても細かくて、場所によって得意な動きが決まっています。

例えば、頭蓋骨ー頸椎1番の関節はうなずく動き、頸椎1番ー2番は振り向く動き、といったように、関節によって得意な動きは違います。

上を向く時は、動く軌道に注意して、一番上の頭蓋骨から順番に後ろに倒れる動きが出来るよう施術します。

骨盤の反る動きと肋骨12番の動きが滑らかに出ていれば、あとは、首の関節が1つ1つ動けば、しっかりと上を向くことができます。

上を向くことが楽になる3ステップ|まとめ

・うがいをする時に首が痛い
・空を見上げる時に首が痛い

このような首の動きにくさは“首”だけの問題だと思ってしまいそうです。

しかし、骨盤ー肋骨の動きが根本にあって、骨盤ー肋骨が滑らかに動くからこそ、首の動きが最終的に大切になります。

特に、骨盤ー肋骨ー首という細かい関節は、自身では動かせない場所です。

1つ1つの関節の軌道が滑らかでないのに、よかれと思ってグルグル回したりすると、悪化する可能性もあるため、“上を向けない”でお困りの方はぜひ私たちにお任せいただければと思います。

1人でも多くの方が、不自由なく生活できることを目指していきます!!