健常人の8割が腰椎椎間板ヘルニア

【宇都宮で腰椎椎間板ヘルニア専門】一般人の8割弱はヘルニア持ち!?

腰椎椎間板ヘルニアの状態では、痛みが出るイメージがあるかもしれません。
しかし実際は、痛みとは関係ないことも多いようです。
その理由の1つとして、痛みも何もない一般人の8割弱に腰椎椎間板ヘルニアの状態がみつかったという研究があります。

ヘルニアなのに痛みが出ない

平成7年の研究(参考文献1)では、痛みがないけどMRI画像をとってみたという研究です。
結論は、痛みがない一般人の76%に腰椎椎間板ヘルニアの状態をみとめられました。
医学的には、この76%のような状態を無症候性ヘルニアということもあります。

参考1:Boos N1, Rieder R, Schade V, Spratt KF, Semmer N, Aebi M,(1995),Volvo Award in clinical sciences. The diagnostic accuracy of magnetic resonance imaging, work perception, and psychosocial factors in identifying symptomatic disc herniations,2613-25

無症候性ヘルニアとは、MRI画像上は腰椎椎間板ヘルニアがあるけど、痛みが全く出ないことをいいます。
つまり、MRI画像で、腰椎椎間板ヘルニアの状態(腰の背骨と背骨の間にある椎間板というクッション内のカタマリが飛び出している状態)があるにも関わらず、全く痛みがないという状態です。

腰椎椎間板ヘルニアでも安心して大丈夫

近年の医学では、腰椎椎間板ヘルニアがあっても痛みは出ないと言われています。
通常は、痛みがあると早く治すために病院へ行きます。
そこでMRI検査をすると、たまたま腰椎椎間板ヘルニアが写っていることがあります。
痛みがない場合も、MRI検査をすると腰椎椎間板ヘルニアが見つかるかもしれません。
しかし、痛みがない場合は、病院に行って検査をしないため腰椎椎間板ヘルニアがあるか分かりません。
以上から、腰椎椎間板ヘルニアがあっても、痛いこともあるし痛くないこともあるため、関係が薄いのではないかと言われています。

ややこしい話に聞こえたかもしれませんが、簡単にいうと白髪みたいなものです。
例えば、頭痛があるときに白髪がみつかったら、白髪のせいで頭痛が出た思わないはずです。
しかし、腰痛があるときに腰椎椎間板ヘルニアがみつかったら、腰椎椎間板ヘルニアのせいで腰痛が出たと思ってきたのです。
頭痛があっても、頭痛がなくても、白髪はあるかもしれません。
腰痛があっても、腰痛がなくても、腰椎椎間板ヘルニアがあるかもしれません。

少し極端な例を出しましたが、ざっくりそんなイメージで安心していただきたいです。
腰椎椎間板ヘルニアという状態に惑わされずに、腰痛の原因をしっかりと突き止めて治していきましょうね。
宇都宮で腰椎椎間板ヘルニアに精通した、ふたば整体院アロマにぜひお気軽にご相談ください!