【腰椎分離症】は腰の痛みの原因にならない|理由と改善方法

腰が痛くて、身体を動かすことができない。
お医者さんに、腰椎分離症って言われちゃったから仕方ないかな。

当記事は、このような腰椎に苦しみ腰椎分離症と診断されたあなたへ改善方法をお伝えします。

 

腰椎分離症は腰痛の原因にならない

腰が痛くて、動くのも辛い状態ですと、整形外科に受診するという流れが一般的です。

そこで、レントゲン画像・CT画像・MRI画像を撮り、「腰椎分離症ですね。腰痛の原因かもしれません。」と診断される。

結論から言うと、腰椎分離症は腰痛の原因になりません。

正確には、一般の成人では、腰椎分離症が腰痛の原因にはならないことが多いということです。

腰痛があると、整形外科へ受診をしてレントゲン画像・CT画像・MRI画像を撮る。そこで、腰椎分離症があると、「これが原因ですね。」と言われてしまう流れが多いです。

これが、腰痛がない方が、レントゲン画像・CT画像・MRI画像を撮るとどうなるのか?

通常は、腰痛をはじめとした痛みがあるから病院へ受診して、画像の検査をしてもらいます。

もし、腰痛が全くない方が画像の検査をするとどうなるのかを調べた研究があります。

2009年の研究では、CT画像を撮ると、腰痛と関係なく5,9%の腰椎分離症が見つかったとあります。

これは、日本整形外科学会が発表している、一般人の約5%が腰椎分離症という数字とほぼ同じです。

ただ明らかな間違いは、日本整形外科学会をはじめ、腰椎分離症が腰痛の原因のようなニュアンスで伝えていますが、実際は、腰痛関係なく一般人の5%に腰椎分離症があり、腰痛の原因とは言えないということです。

一昔前は、コーヒーを飲むとガンになると言われた時期がありました。これは、ガンになった人の習慣をみるとコーヒーを飲む方が多かったからです。しかし、コーヒーはガンと関係ないことが明らかで、むしろ、適度なコーヒー摂取はお身体に良いことが言われてきています。実際に、ガンと関係が深いものは、“たばこ”でした。“たばこ”を吸う方は、コーヒーを飲む割合も高いため、ガンになった人の習慣を調べると、コーヒーが上げられたのです。

ガンとコーヒーと“たばこ”の関係と同様に、腰痛と腰椎分離症は、関係が薄くても繫げて説明をされてしまいます。

多くの研究でも、腰痛と腰椎分離症の関係の薄さは言われていますが、その一例を以下に挙げます。

結論:脊椎分離症の観察と腰痛の発生との間に有意な関連性は見られなかったことから、この状態は一般集団における腰痛の主な原因ではないように思われます。

Kalichman L, Kim DH, Li L et al : Spondylolysis and spondylolisthesis : prevalence and association with low back pain in the adult community-based population. Spine 34 : 199-205,2009

学生は腰椎分離症が腰痛の原因になる

先ほど、腰椎分離症は、腰痛の原因にならないとお伝えしましたが、発育期の学生は例外です。

そのため、もし成人以上で50代〜70代の方が腰椎分離症の診断を受けましたら、腰痛の原因にならないことが多いため安心して大丈夫です。

しかし、発育期の10代のスポーツしている学生は、腰痛の原因になりうるため、注意が必要です。

注意が必要って言われても、何を見ればいいのか分からないと思いますので、しっかりとお伝えしていきます。

腰椎分離症で出る3つの症状

スポーツしている学生の腰痛は、腰椎分離症が原因の1つとして多いです。

分離症などの異常が高校や大学のフットボール選手の腰痛の最も重要な危険因子であり、椎間板の狭窄や脊椎の不安定性も腰痛の重大な危険因子であることを示唆している。

Jun Iwamoto , Hitoshi Abe, Yasunori Tsukimura, Koichi Wakano: Relationship between radiographic abnormalities of lumbar spine and incidence of low back pain in high school and college football players: a prospective study,2004



腰椎分離症が原因でほんとうに出る症状は3つあるため、順番にお伝えします。

・画像で骨の状態が明らか
・背中の出っ張りを押すと激痛
・背中を反らす時に骨盤の反りが大きい


腰椎分離症は、画像にて明らかに分かります。
特に、CT画像が有用といわれ、どのような時期(初期・進行期・終末期)にあるのかを確認します。

また、棘突起という背中の出っ張りがあります。
例えば、腰椎5番が腰椎分離症であれば、腰椎5番の棘突起という背中の出っ張りを押すと、強い痛みを感じます。
反対に、腰椎5番の棘突起を押しても痛みがなければ、腰椎5番が腰椎分離症のせいで痛みが出ている可能性が低いと言えます。

さらに、身体メカニズムでは、腰椎分離症の上下(上:胸椎椎間関節、下:腰仙関節)の関節の動きにくさがあります。
腰椎分離症の上下の関節は、動作と触診で把握できます。
当院では、AKA(関節運動学的アプローチ)を使用して、詳細な関節の動きまで確認して、原因究明を目指します。

【腰椎分離症】は腰の痛みの原因にならない|まとめ

腰痛がつらくて病院へ行くと、腰椎分離症が原因かもしれませんと言われても、安心していただきたいことがあります。

まず、腰椎分離症と言われたあなたが学生の成長期ではなく、成人して年齢を重ねているなら、腰椎分離症が原因で腰痛になる可能性は少ないと思っていただいて大丈夫です。

もし、本当に腰椎分離症なら、はじめにCT画像で初期・進行期・終末期のどの時期かを確認します。

病院では、このままコルセットを処方されて、湿布・薬で様子見てくださいと言われることが多いです。
この後が重要なので、もし病院で見てもらえなかったら、当院がお力になれます。

この後の流れは、お身体の反る動きを確認・背中の出っ張り(棘突起)を押したら痛いか確認・その他お身体の連動を確認して原因究明。

従来は、運動・体操・ストレッチをするリハビリが主流でしたが、原因から改善する最速の方法は、関節の動きに基づいた施術と同時に全身の動きを正常化することです。

当院では、AKA(関節運動学アプローチ)という技術を使用します。

AKAの技術では、腰椎分離症が原因で腰痛になった方はもちろん、本当は腰椎分離症が関係ないけど腰椎分離症が原因だと言われてしまった方にも、腰痛のほんとうの原因を見つけられます。

腰椎分離症と言われて、薬・湿布・コルセットで良くならなかった方は、ご相談ください。

しっかりとお力になれますよう、準備してお待ちしております。


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