脊柱管狭窄症で痛み・しびれが出ない理由を徹底解説

オレは、脊柱管狭窄症で圧迫されてるみたいだから、手術しかないんだ

私は、脊柱管狭窄症で神経がやられちゃって、治らないの。

このようなお悩みを解消していきます。



脊柱管狭窄症は、神経根が圧迫されて痛みが出ると言われることが多いです。

Googleで【脊柱管狭窄症 痛み 原因】と検索すると、神経根型で痛みが出るという内容の記事が多く出てきます。



しかし実際は、脊柱管狭窄症で神経根が圧迫されても、痛みは出ません



なぜ、脊柱管狭窄症で神経根を圧迫されても痛みが出ないのかという理由を、徹底的に説明していきます。



これからお伝えする内容は、驚く事実かと思います。

医学に基づいて、しっかりと説明していきますので、ぜひご覧下さい。


“脊柱管狭窄症で神経根を圧迫されても痛みが出ない”ということを証明するためには、神経根が圧迫されると痛みが出るという、3つの主流な説を否定できることが必須です。

脊柱管狭窄症で痛みが出ないことの3つの証明

・神経根を圧迫しても痛くないことを証明

・そもそも神経を圧迫して痛みは出ないことを証明

・神経を圧迫すると異所性発火による痛みが出ると言われていますが、否定できることを証明



さっそく順番にお伝えしますね。



神経根を圧迫しても痛みは出ないという新事実

まだまだ神経の圧迫が痛みを出さないという事実を信じられないあなたへ、その疑問に対しての答えをお伝えします。



神経に関するお話は、少し医学的で難しいイメージかもしれませんが、とても大事な話なので、真実を知っていただくためにもついてきてください。



そもそも神経根とは何か?

背骨の間(脊柱管)には神経(脊髄)が入っていることは、既にお伝えしました。



この神経(脊髄)は大きい道路のようなもので、この脊髄という大きい道路には2つの前根と後根という小さい道が繋がります。



脊髄という大きい道路に繋がる、2つの前根と後根という小さい道路を神経根といいます。

神経根(小さい道)

前根:運動神経が通る

後根:感覚神経が通る

前根には運動神経が通り、後根には感覚神経が通ります。


足を触られたら、感覚神経を通り、前根から脊髄には入り脳の中へ行きます。

脳に着いたら足を触られたことを認識します。

足を曲げたいと思ったら、脳から指令がでます。

脳から脊髄を通り、運動神経が後根から筋肉まで伝わります。

脳からの指令が筋肉にたどり着いたら足を曲げられます。


脊柱管狭窄症と神経根の関係とは?

この、脊髄に入る感覚神経が通る後根と、脊髄から出る運動神経が通る前根の、2つを合わせて神経根といいます。



脊柱管狭窄症では、神経根とよばれる脊髄に出入りする感覚神経である後根と、運動神経である前根2つが障害。


つまり、神経根症状とは感覚神経と運動神経が圧迫されて、いわゆる道路がふさがれる状態になります。



道路がふさがれて感覚神経と運動神経が通れなければどうなるのかは、あとは単純で、感覚を感じなくなったり、運動が起こらなくなったりします。


これは、いわゆる麻痺症状と呼ばれるものです。


神経根の後根と前根の2つは、痛みと関係ない

感覚や運動が届かないので、

感覚麻痺と運動麻痺の症状

感覚麻痺:足を触られた感覚が伝わらないため、足が触られているかが分からない

運動麻痺:足を曲げようと思っても運動が伝わらないので、足が動かない

感覚麻痺と運動麻痺が脊柱管狭窄症の神経根型の症状なのです。



ここまで説明されると「あれ?痛みは関係ないんだ!」と納得されるかもしれません。


しかし、まだ納得できない方や反論意見の方を想定して、もう少し詳しく説明していきますね。



痛みの神経が通る、感覚神経の後根が圧迫されても痛みは出ない

痛みの神経が通るのは感覚神経だよね?ってことは、感覚神経が通る後根が圧迫されると、なんとなく痛みが出そうだけど。

お客様からこのような鋭い質問をされることがあります。




確かに、2つの神経根のうち1つである後根には、感覚神経が走ります


この感覚神経には、痛みを感じる痛覚神経も通ることも間違いないです。



脊柱管狭窄症で、この痛覚神経を圧迫されたら痛みが出ないのか?と疑問が出る気持ちはよく分かります。

しかし結論をいうと、痛みが出ません



痛覚神経がもし圧迫されると、痛覚神経の通り道がふさがれるため、反対に、痛みを感じなくなります。


痛みが出るどころか、痛みを感じなくなるような感覚麻痺になるのです。


これは、言われてみれば納得しやすいかもしれません。


そもそも神経が圧迫されたから痛みが出るわけではない


そもそも、神経を圧迫すると、なんとなく痛そうなイメージはないでしょうか?


しかし、圧迫されても痛みが出ないのには理由があるため、説明しますね。


神経は圧迫だけでは痛み・しびれが出ない理由

神経は、電気のコードのようなものだと例えられます。


つまり、圧迫には強いのです。




圧迫に強いと言われても、よく分からないかもしれませんので、想像してみて下さい。


例えば、テレビのコードや携帯電話の充電コードなどを、私たちの全体重を乗せて踏みつけても、テレビは観られるし携帯の充電も続けられますよね。



コードと同じように、脊髄の神経は特に強くて、圧迫されて簡単に切れたり傷ついたりしてしまうことはありません。


神経が傷つくほど圧迫されると、神経根が傷つくと痛みが出るってホントなの?

神経が傷つくことで痛みが出るということも、脊柱管狭窄症ではよく言われます。


その理由は、医学的な研究から、異所生発火という説明をされることが増えたからです。


異所性発火とは

神経根が圧迫されて傷がつくと、そこから異常に神経の伝達がおきて痛みを出してしまうこと


 


異所性発火と呼ばれる痛みは、坐骨神経痛と呼ばれるような、おしり〜ももにかけて出ることが多いと言われます。


ただ、結論から言うと、神経が傷つくことは稀ですし、もし傷ついても異所性発火と呼ばれるような痛みはありえません。



つまり、坐骨神経痛と呼ばれるような、おしり〜ももにかけての痛みが、神経の傷や異所性発火が原因にあることはないです。


私は、異所性発火を3つの理由から明確に否定しており、しっかりと説明していきますね。


異所性発火を否定する3つの理由

・異所性発火は一時的で、何ヵ月も続かないため

・神経根が傷ついてしまうなら、感覚麻痺や運動麻痺も起こるため

・異所性発火での痛みは、神経が傷つくから生じるわけではないため

では、順番に説明していきます。

異所性発火は一時的で、何ヵ月も続かない

異所性発火とは、神経が傷つくことで、そこに痛覚センサーがなくても勝手に興奮してしまうことです。


1ヵ月2ヵ月と、さらにそれ以上の月日に渡り痛みが続いているならば、異所性発火という異常な興奮がずっと続いているとは病理学・生理学の視点から考えられません

しかし、坐骨神経痛をはじめ、おしり〜ももの痛みで1ヵ月以上苦しまれているという方が多いです。


この痛みの出方だけ見ても、異所性発火という考え方には疑問が出てきます。



神経根が傷ついてしまうなら、感覚麻痺や運動麻痺も起こる

神経根が傷つくと痛みが出るとは言われますが、明らかに疑問な点があります。



既にお伝えしたように、神経根は前根と後根の2つでなっています。


この前根は運動神経が通り、後根は感覚神経が通ります。


神経根が傷つくと、運動神経も障害されて足に力が入らない症状が出たり、感覚神経も障害されて触った感覚が分からなくなったりしておかしくありません



それにも関わらず、神経根が傷つくと痛みが出るというように、痛みだけが無理矢理に結びつけられることはありえないことです。


神経の問題と言うのであれば、必ず、感覚や運動と合わせて痛みを診る必要がありそうです。



異所性発火での痛みは、脊髄後根が傷つくから生じるわけではない

そもそも異所性発火とは、神経が圧迫されて傷がつくと、そこから異常に神経の伝達がおきて痛みを出してしまうことです。


しかし、異所性発火と言われている研究をみてみると、神経が傷つくことで痛みが出るとは言っていない研究が多いです。


神経が傷つくことで痛みが出るわけではなく、神経が圧迫を受けることで、後根神経節(知覚神経節)と呼ばれるセンサーが反応しやすくなっていることが言われています。



後根神経節が反応しやすくなると同時に、炎症も起こしやすくなる。

後根神経節の炎症が痛みに関係あるのではないか?という考えが主流になっていました。

 異所性発火  スイッチがないのに勝手に反応する 
 後根神経節 スイッチを押されると反応する 

異所生発火と後根神経節は全く別もの





以上から、異所性発火と呼ばれるような、神経が傷つくことで、勝手に神経の伝達がおきて痛みが出るようなことはありえません


そのため、もし、神経が圧迫されて痛みが出ていると脅かされてしまったあなたも、全く別に原因があることが多いので、安心して大丈夫です。

と言いたいのですが、ちょっとお待ちください。


脊柱管狭窄症で神経による痛みが出る可能性が高いものが、1つだけあるため、次に説明していきます。


脊柱管狭窄症で神経の痛みが出る、1つの例外

ここまで、MRI画像上で、神経を圧迫されても痛みが出ないことについて、説明してきました。


確かに、基本的には痛みが出ませんが、一つだけ例外があるため、ここで説明しておきます。



先ほど少しだけ出てきた、「後根神経節」が神経で痛みを出す組織です。



この後根神経節は、圧迫されることで痛みのセンサーが反応する可能性があると言われますが、その症状や特徴について説明していきます。

後根神経節が圧迫されることで痛みが出る可能性

神経根にある「後根神経節」は、脊髄の神経で唯一、痛みを感じるセンサーとして知られています。



一般的には聞き慣れない言葉ですが、近年の医学では、この後根神経節が圧迫されて痛みがでると言われてきました。

結論、後根神経節が圧迫されただけでは痛みが出ないことが分かっています。


何らかの原因で、後根神経節が炎症をおこすと痛みが出ることは分かってきています。



まだまだ、原因不明の要素もあり、後根神経節が圧迫されると、炎症も起こしやすくて痛みが出やすくなることも否定できないのが、現状です。



後根神経節による痛みの見分け方

脊柱管狭窄症と言われて、唯一の神経で痛みを感じやすい場所が後根神経節。


そんな後根神経節が痛みを出した場合は、炎症を伴っていることが多いことが分かっています。


そのため、後根神経節の炎症も伴う痛みの特徴も分かってきました。


後根神経節の炎症を伴う痛みの特徴

・痛みの場所が限局している

・何もしていなくても痛みがある

・沢山動くと徐々に痛みが強くなる




これらが、当てはまっていなければ、後根神経節の痛みではないと考えて大丈夫です。



後根神経節の炎症を見極める2つの方法

後根神経節が炎症をおこす原因は不明で、後根神経節は手術しない限り見たり触ったり出来ないため炎症の確認も難しいです。



しかし、手術ではなく後根神経節の炎症を改善する方法が2つあります。


さらに、この2つは炎症を改善するだけではなく炎症がおきているかの検査の役割もしてくれます。

後根神経節の炎症を確認する方法

・ブロック注射

・消炎鎮痛剤


ブロック注射・消炎鎮痛剤 : 効果なし→後根神経節の炎症はなし

ブロック注射・消炎鎮痛剤 : 効果あり→後根神経質の炎症があり




後根神経節の炎症かを突き止める4ステップ


炎症を疑えたところで、

・ロキソニン等の消炎鎮痛薬を飲むと、痛みが軽減するかを確認すること
・神経根ブロックの注射を受けることで、痛みが軽減するかを確認すること


以上の2つが効果ありならば、ほぼ後根神経節の炎症と確定できると考えられます。


もし、炎症がある場合は、安静にすることに加えて、消炎鎮痛薬・ブロック注射も合わせて行うことが最良の治療法のこともあります。

結論、脊柱管狭窄症での神経根型では痛みが出ない

あなたは今まで、脊柱管狭窄症というと痛みが出るイメージだったかもしれません。

しかし、医学の世界は古くから信じ続けられてきた考えが当たり前のように信じられ、矛盾点があっても気にせずに盲信されることも少なくありません。


特に、有名なお医者さんの言うことなら間違いないはずだと思ってしまう心理は人間の特徴とさえ言えます。


脊柱管狭窄症は、神経のメカニズムが関係しているので、医学の勉強をしていなければ、簡単に丸め込まれてしまいかねないです。


ぜひ当記事が、間違って信じられている医学を見直す機会になれば幸いです。

脊柱管狭窄症と呼ばれる、MRI画像で神経の圧迫が確認される状態で、唯一、後根神経節が痛みを出すとお伝えしました。


ただ、10人に9人は、後根神経節の炎症による痛みの特徴に当てはまらず、他に原因があることが多いです。


後で、脊柱管狭窄症と言われる、痛み・しびれの本当の原因についてお伝えしていきます。


その前に、神経の圧迫としびれも関係が薄いことについて説明していきます。


脊柱管狭窄症ではしびれが出ないことが新常識

もし、あなたにしびれの症状が出ていて、脊柱管狭窄症のせいだと言われると納得されるかもしれません。


しびれが出ていると聞くと、まず神経が圧迫されているせいだと感じます。


実際に、私が担当させて頂いた脊柱管狭窄症といわれた方、おそらく全員が

「しびれは、神経の圧迫のせいだから仕方ない」

とおっしゃっていました。



しかし、神経の圧迫としびれは関係ないことが多いのが事実で、当記事の内容をしっかりとお伝えすると、希望に輝く目をされる方が多かったです。

脊柱管の狭窄が解放されてもしびれが取れないことが多い

実際に脊柱管狭窄症のせいでしびれが出ているかどうかを知るには、手術をして脊柱管を広げて神経の圧迫を解放することでしびれがなくなるかを確認します。


もし脊柱管狭窄症でしびれが出ているなら、脊柱管にある神経の圧迫が解放されると同時にしびれがなくなるはずです。


近年の医学では、脊柱管狭窄症の手術でしびれが取れるとは限らないとはっきり言われるようになりました。



神経が関係ないしびれと神経が関係しているしびれ

ここまで、“しびれ”と言い続けてきましたが、そもそも“しびれ”という感覚は、人によって無数に表現があると言われています。



次は、“しびれ”の中で、神経が関係していない安全なものと、神経が関係している危険なものについてお伝えしていきます。


神経が関係ないしびれ

神経が関係しない改善可能なしびれ

・ジンジンしびれる

・ビリビリしびれる

・ズンズンしびれる

・チクチクしびれる

このようなしびれ感覚、特に、しびれて痛いような感覚であれば、神経とは関係がないしびれと言えます。


例えば、正座したあとにジンジンしびれて歩きにくくなることがあります。

正座で圧迫されたのは神経ではありません。

血流が圧迫されることでしびれて痛くなります。

同様に、おしり・太もものうら・ふくらはぎ・すね・足先などあらゆる場所は血流の影響でしびれます。


神経が関係あるしびれ

神経が関係ある手術の可能性もあるしびれ

・力が入らないようなしびれ感

・感覚がわかりにくいしびれ感

 


神経の症状は基本的に麻痺の症状がでます。



例えば脊柱管狭窄症では、神経根(感覚神経と運動神経の通り道)が圧迫されます。


感覚神経が圧迫されると、なんとなく触られているのが分かりにくいような脱力するしびれ感があると表現されることが多いです。


運動神経が圧迫されると、しびれで動きが制限されているような感じがすると表現されることが多いです。

つまり、痛みとは明らかに違うことが、本当に神経由来のしびれと言えます。

もし、当記事をお読みのあなたの症状が、神経が関係ないしびれであるなら、まったく諦める必要はなく手術しなくて改善しますので大丈夫ですよ。


まとめ

脊柱管狭窄症で痛み・しびれが出ないことについて、お伝えしてきました。




医学的な情報が多くて、読むのも大変だったかと思いますが、

「脊柱管狭窄症では、ほとんど痛み・しびれが出ないんだ」

と安心していただけたら幸いです。



ここで、

「だったら、脊柱管狭窄症による痛み・しびれは、何が原因なんだ?」

と疑問が出てくるのではないでしょうか?



この答えについては、脊柱管狭窄症に手術はいらない!その根拠と改善方法をお伝えしますで、しっかりと説明しました。

結論だけお伝えすると、筋肉・関節が痛み・しびれの元凶です。

脊柱管狭窄症による痛み・しびれの根本原因に対する施術は、ふたば整体院アロマが得意です。


何をしても、どこへいっても治らなかった、痛み・しびれも、責任を持って当院で、見させて頂ければと思います。


あなたの痛み・しびれを最速で改善できるよう、しっかりと準備をしてお待ちしております。