【足のむくみを改善】足首グルグル・つま先パタパタは悪化の原因

最近、立ちっぱなしだともちろん、座っていても足がむくむの。

当記事は、このようなお悩みに対して、足首グルグル・つま先パタパタではなぜ改善しないのかについてお伝えします。

「足首グルグル・つま先パタパタしなさい」を信じない

足がむくんでいる方が、むくみを治そうとして足首グルグルしたり、つま先パタパタしたり、足を動かして治そうとすることは良くないです。

間違えていただきたくないのが、足がむくんでいない方が、むくみ予防として足首グルグルしたり、つま先パタパタしたりすることは予防に繋がるため、オススメです。

×足がむくんでいる状態→むくみを治そうとして足首グルグル、つま先パタパタする
◯足がむくんでいない状態→むくみを予防して足首グルグル、つま先パタパタする


ここで、
「むくんでくると、足首を動かしてたわ!」
「お医者さんも、足首を動かしなさいって言ってたし。」
などのお声が聞こえてきそうです。

しかし、テレビ・インターネット・お医者さんが言われても実際に良くならないばかりか、悪化する方も多く、わたしはやらない方が良いのにもったいないと思い続けてきました。

その理由をお伝えしますが、その前に、むくみの種類を把握することが一番大切で、重大な病気が隠されていることもあるため、順番にお伝えしますね。

むくみも種類によって対応が変わる

むくみも種類によって対応が変わる
むくみ:押すともどらない

むくみが出ちゃった!と一言で言っても、実は、むくみの種類は多く、その種類によってやるべきこととやるべきでないことと異なります。

①全身のむくみか一部分のむくみか

まず、最も多く健常人の女性にも多いむくみが、一部分のむくみ(足首まわりのむくみ)です。

この一部分のむくみは、“リンパ管が狭くなること”“静脈が狭くなること”によって生じる、一般的なむくみです。

基本的には膝よりも下のリンパ管・静脈の問題のため、左右差があります。

ただ、妊婦さんで多い下大静脈の圧迫の場合は、左右どちらも同じくらいむくむことも多いです。

次に、全身性のむくみは、“心臓の働きが弱くなること”“腎臓の働きが弱くなること”など内臓系の影響が大きいです。

ただ、心臓や腎臓に問題があっても、基本的には低い場所がむくみやすくなるという原則は変わらないため、姿勢や体位によっても変化することが特徴です。

②10秒押したあとに戻るか戻らないか

押して痕がつくことがむくみの確認というのは、有名な方法かもしれません。

一般的なリンパ・静脈の問題による一部分のむくみは、押して痕がつくので確認しやすいです。

「むくみは全部、押したら痕がつくでしょ?」と思われる方も多いのではないでしょうか。

実は、甲状腺の働きが弱くなると、むくみの症状が出るのですが、押しても跡が残らないむくみです。

むくみなのに、痕が残らないという事実は、意外だと感じた方もいらっしゃるかもしれません。

③皮膚の色は正常か赤色か茶色か

一般的なリンパ・静脈性による一部分のむくみは、皮膚の色も正常に近いことが多いです。

赤色:蜂窩織炎が疑える
茶色:慢性的なリンパ・静脈の循環障害が疑える


さらに、触って熱いような状態であれば、蜂窩織炎の疑いが大きくなります。

むくみは、心臓・腎臓・肝臓などの働きや蜂窩織炎のような感染で生じますが、病院での薬を始めとした治療が必要な場合もございます。

一般的なむくみの本当の原因

一般的なむくみの本当の原因
水色:腓腹筋・アキレス腱

むくみの種類で①一部分のむくみ②押して痕が残る③比較的正常な色であれば、“一般的な足のむくみ”と思っていただいて問題ないと思います。

この“一般的な足のむくみ”は、リンパ・静脈の戻りが悪いせい。

そのため、第二の心臓※とよばれるふくらはぎを動かすことが、むくみ予防に大切と言われます。

※ふくらはぎは心臓と同じく、筋肉の収縮で血液を強くもどす働きがあるため、第二の心臓とよばれている。

このようにふくらはぎが働いて、リンパ・静脈をしっかりと流すことがむくみの予防には重要であることは間違いありません。

ここで、なぜ普通の生活をして、ふくらはぎの働きが弱くなって、リンパ・静脈の戻りを悪くしてしまうのでしょうか?

実は、ふくらはぎが働きにくくなりリンパ・静脈をもどせなくなってしまうさらに根本の理由があるのです。

その理由とは、28個の骨からなる足の関節の動きにくさです

特に、ふくらはぎの筋肉と直接繋がっているのは距腿関節です。

距腿関節が動きにくい

ふくらはぎの筋肉が硬くなる

ふくらはぎの筋肉が働けない

リンパ・静脈を戻せずむくむ


根本原因は、距腿関節の動きだったのです。

足首グルグル・つま先パタパタをやらない方が良い理由

足首グルグル・つま先パタパタをやらない方が良い理由
距腿関節

一般的な足のむくみは、距腿関節の動きにくさだとお伝えしました。

距腿関節が動きにくくなると、直接繋がっているふくらはぎの筋肉は硬くなります。

この時のイメージとしては、距腿関節が動きにくいせいで、ふくらはぎに負担がかかり、頑張ってくれて硬くなるような感じです。

ここで、足首グルグル・つま先パタパタを想像していただきたいのですが、足首まわりの関節・筋肉を全体に大雑把に動かす動きになります。

もし、足首まわりの関節が動きにくくて、繋がっている筋肉も頑張って硬くなってくれていたら、足首グルグル・つま先パタパタで益々負担をかけることになると想像できるかと思います。

もし、ふくらはぎの筋肉がゆるゆるで、働きにくい状態であれば、足首グルグル・つま先パタパタで頑張ってもらい、ポンプ作用を発揮させたいのですが。

まとめますと、むくみがある状態では、ふくらはぎの筋肉がサボって働かないのではなくて、ふくらはぎの筋肉が頑張り過ぎて働けない状態になっているのです。

ふくらはぎの筋肉が頑張り過ぎてしまう原因は、距腿関節をはじめとして足の28個の関節の動きにくさです。

つまり、最速でむくみを解消したいのであれば、すでに頑張ってむくみが出るほど限界を超えているふくらはぎ・足首まわりを動かすのではなく、頑張っているふくらはぎを正常の状態に戻すために距腿関節の動きを出すことが最重要です。

足の骨が28個もあるなんて意外でしょうし、距腿関節ってなんなの?というくらい分かりにくい部位です。

私たちは、AKA(関節運動学的アプローチ)という関節のプロなので、もし、むくみを始め不安な症状があれば、ぜひお任せいただけると幸いです。

【足のむくみを改善】足首グルグル・つま先パタパタは悪化の原因

足がむくむと、足首グルグル・つま先パタパタをすればいいという考えが常識化しようとしています。

私自身、医療現場で10年間、患者さまをみてきて、足首グルグル・つま先パタパタは悪化の原因になってもむくみを改善しているところをまったく見なかったです。

それもそのはずで、むくみが出るのには、原因があるのに、原因を改善しないでむやみに動かすことをしているためでした。

まずは、むくみの種類を把握して、もし一般的なリンパ・静脈の問題によるむくみであれば、足の距腿関節の動きは根本解決になりえます。

たかがむくみ、されどむくみで、侮ると危険なのがむくみです。

常識とされている無駄な方法に騙されずに、医学的なメカニズムで正しい方法で改善しましょう。

気になることや不安なことがありましたら、ぜひご相談ください。

しっかりと準備をしてお待ちしておりますね。

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